pCloudを購入したけど、どう使えばいいかわからない。機能が多すぎて、どこから始めればいいかわからない。そんな方のために、この記事では初期設定から応用テクニックまで、pCloudの使い方を徹底解説します。
pCloudは単なるクラウドストレージではありません。写真の自動バックアップ、ファイル共有、オフラインアクセス、メディア再生など、多彩な機能を備えたオールインワンのデータ管理ツールです。この記事を読めば、pCloudの全機能を使いこなせるようになります。
この記事でわかること
- • 初期設定とアプリのインストール(PC・スマホ)
- • ファイルのアップロード・ダウンロード方法
- • スマホ写真の自動バックアップ設定
- • ファイル共有の方法(リンク共有・フォルダ共有)
- • pCloud Driveの仕組みと活用法
- • 同期フォルダ(Sync)の設定方法
- • オフラインでの利用方法
- • キャッシュの管理と削除方法
- • よくあるトラブルと解決方法
1. 初期設定とアプリのインストール
pCloudを使い始めるには、まずアプリをインストールします。PC、スマホ、タブレットなど、複数のデバイスで利用できます。すべてのデバイスで同じアカウントにログインすれば、データは自動的に同期されます。
対応プラットフォーム
デスクトップ
- • Windows 7以降(64bit推奨)
- • macOS 10.11(El Capitan)以降
- • Linux(Ubuntu, Fedora, Debian等)
モバイル
- • iOS 13以降(iPhone/iPad)
- • Android 6.0以降
Webブラウザ
アプリをインストールしなくても、my.pcloud.comからブラウザ経由でアクセスできます。Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど主要ブラウザに対応。出先のPCからでもファイルにアクセス可能です。
インストール手順(PC版)
pCloud公式サイトにアクセス
pcloud.comにアクセスし、上部メニューの「Download」をクリック
お使いのOSを選択
Windows、Mac、Linuxから選択。自動的にOSを検出してくれます
インストーラーを実行
ダウンロードしたファイルを開き、指示に従ってインストール。Windowsの場合は管理者権限が必要な場合があります
ログイン
購入時に登録したメールアドレスとパスワードでログイン。2段階認証を設定している場合は、認証コードも入力
pCloud Driveの確認
インストール完了後、エクスプローラー(Windows)またはFinder(Mac)に「pCloud Drive」が表示されます
インストール手順(スマホ版)
App Store / Google Playを開く
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playを開きます
「pCloud」で検索
検索バーに「pCloud」と入力し、公式アプリを探します
インストール
「入手」または「インストール」をタップ。無料でダウンロードできます
ログイン&権限許可
アカウントでログインし、写真へのアクセス権限を許可します(自動バックアップに必要)
2. pCloud Driveの仕組みと活用法
pCloudの最大の特徴は「pCloud Drive」という仮想ドライブです。これは、クラウド上のストレージをあたかもローカルのハードディスクのように使える機能です。
pCloud Driveとは?
pCloud Driveは、クラウド上のファイルをローカルドライブとしてマウントする技術です。ファイルはクラウドに保存されていますが、PCのエクスプローラーやFinderから直接アクセスできます。
メリット
- • ローカルストレージを消費しない
- • 大容量ファイルも即座にアクセス
- • 通常のフォルダと同じ操作感
注意点
- • インターネット接続が必要
- • 大きなファイルは開くのに時間がかかる場合も
pCloud Driveの基本操作
フォルダの作成
pCloud Drive内で右クリック →「新しいフォルダ」で、通常のフォルダと同じようにフォルダを作成できます。
ファイルの追加
ファイルをpCloud Driveにドラッグ&ドロップするだけで、自動的にクラウドにアップロードされます。
ファイルの削除
ファイルを削除すると、まず「ゴミ箱」に移動します。ゴミ箱からも削除すると完全に削除されます。誤って削除しても復元可能です。
3. ファイルのアップロード・ダウンロード
pCloudへのファイルアップロードは非常に簡単です。複数の方法があるので、状況に応じて使い分けましょう。
アップロード方法
方法1: ドラッグ&ドロップ(最も簡単)
pCloud Driveのフォルダにファイルをドラッグ&ドロップするだけ。複数ファイルを一度にアップロードすることも可能です。フォルダごとドラッグすれば、フォルダ構造を維持したままアップロードできます。
方法2: Webブラウザから
my.pcloud.comにログインし、「アップロード」ボタンをクリック。アプリをインストールしていなくても使えます。出先のPCからアップロードしたい場合に便利です。
方法3: 同期フォルダを使用(自動アップロード)
PC上の特定のフォルダをpCloudと同期させることで、そのフォルダに追加したファイルが自動的にアップロードされます。詳しくは「同期フォルダの設定」セクションで解説します。
方法4: リモートアップロード
URLを指定して、インターネット上のファイルを直接pCloudにダウンロードできます。大きなファイルをダウンロードする際、PCを経由せずに済むので便利です。
ダウンロード方法
方法1: pCloud Driveから直接コピー
pCloud Drive内のファイルを、ローカルフォルダにドラッグ&ドロップまたはコピー&ペースト。
方法2: 右クリックメニュー
ファイルを右クリックして「ダウンロード」を選択。保存先を指定できます。
方法3: Webブラウザから
my.pcloud.comでファイルを選択し、「ダウンロード」ボタンをクリック。
4. スマホ写真の自動バックアップ
pCloudの最も便利な機能の一つが、スマホ写真の自動バックアップです。設定すれば、撮影した写真が自動的にクラウドに保存されます。iCloudやGoogleフォトの代替として最適です。
設定手順(iPhone)
pCloudアプリを開く
App Storeからインストール済みのアプリを開きます
設定 → 自動アップロードを開く
右下の「設定」タブ →「自動アップロード」を選択
写真・動画のバックアップをON
「写真をバックアップ」「動画をバックアップ」をONにします
写真へのアクセスを許可
「すべての写真へのアクセスを許可」を選択(制限付きだと一部の写真がバックアップされません)
Wi-Fi設定を確認
「Wi-Fi接続時のみ」をONにすると、モバイルデータを節約できます
設定手順(Android)
pCloudアプリを開く
Google Playからインストール済みのアプリを開きます
メニュー → 設定を開く
左上のメニューアイコン →「設定」を選択
自動アップロードを設定
「自動アップロード」→「写真」「動画」をONにします
ストレージへのアクセスを許可
「すべてのファイルへのアクセス」を許可します
自動バックアップのポイント
- バックグラウンド更新: iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」でpCloudをONにしておくと、アプリを開いていなくてもバックアップが実行されます
- バッテリー消費: 自動バックアップはバッテリーを消費しますが、Wi-Fi接続時のみに設定すれば影響は最小限です
- 重複防止: 同じ写真が複数回アップロードされることはありません。pCloudが自動的に重複を検出します
5. ファイル共有の方法
pCloudでは、ファイルやフォルダを簡単に他の人と共有できます。共有方法は2種類あり、用途に応じて使い分けましょう。
リンク共有
ダウンロードリンクを生成して、誰にでも共有できます。相手はpCloudアカウント不要。メールやSNSで簡単にシェアできます。
- パスワード保護可能
- 有効期限設定可能
- ダウンロード回数制限可能
フォルダ共有
特定のユーザーとフォルダを共有。共同編集が可能です。相手もpCloudアカウントが必要ですが、より高度な共有ができます。
- 閲覧のみ/編集可能を選択
- リアルタイム同期
- 共有解除も簡単
リンク共有の手順
ファイルを右クリック
共有したいファイルまたはフォルダを右クリック
「リンクを取得」を選択
メニューから「リンクを取得」または「共有リンクを作成」を選択
オプションを設定(任意)
パスワード、有効期限、ダウンロード回数制限を設定できます
リンクをコピー
生成されたリンクをコピーして、メールやSNSで共有
6. 同期フォルダ(Sync)の設定
pCloudの「同期」機能を使うと、PC上の特定のフォルダとpCloudを自動的に同期させることができます。Dropboxの同期機能と同様の使い方ができます。
pCloud Drive vs 同期フォルダの違い
| 機能 | pCloud Drive | 同期フォルダ |
|---|---|---|
| ファイルの保存場所 | クラウドのみ | ローカル+クラウド |
| ローカル容量 | 消費しない | 消費する |
| オフラインアクセス | 設定が必要 | 常に可能 |
| 用途 | 大容量ファイルの保管 | 作業中ファイルの同期 |
同期フォルダの設定手順
pCloudアプリの設定を開く
タスクトレイ(Windows)またはメニューバー(Mac)のpCloudアイコンをクリック →「設定」
「同期」タブを選択
設定画面の「同期」または「Sync」タブを選択
「同期を追加」をクリック
新しい同期ペアを作成します
ローカルフォルダとクラウドフォルダを選択
同期させたいPC上のフォルダと、pCloud上のフォルダを指定
同期方向を選択
「双方向」「ローカル→クラウドのみ」「クラウド→ローカルのみ」から選択
7. オフラインでの利用方法
pCloudはクラウドストレージですが、オフラインでもファイルにアクセスできます。飛行機内や電波の届かない場所でも、事前に設定しておけばファイルを閲覧・編集できます。
オフラインアクセスの設定(PC)
pCloud Drive
ファイルを右クリック →「オフラインで利用可能にする」を選択。ローカルにコピーが保存され、インターネット接続がなくてもアクセスできます。
同期フォルダ
同期フォルダに設定したファイルは、常にローカルにコピーがあるため、自動的にオフラインでアクセス可能です。
オフラインアクセスの設定(スマホ)
ファイルを選択
オフラインで使いたいファイルを開きます
「...」メニューをタップ
ファイルの詳細メニューを開きます
「オフラインで利用可能」をON
Wi-Fi接続時に自動ダウンロードされます
8. キャッシュの管理と削除
pCloudアプリは、アクセスしたファイルを一時的にキャッシュとして保存します。これにより次回のアクセスが高速になりますが、ストレージを消費します。定期的にキャッシュを削除することで、デバイスの空き容量を確保できます。
キャッシュ削除の方法
Windows
- 1. タスクトレイのpCloudアイコンを右クリック
- 2. 「設定」→「詳細設定」を開く
- 3. 「キャッシュをクリア」をクリック
Mac
- 1. メニューバーのpCloudアイコンをクリック
- 2. 「環境設定」→「詳細」を開く
- 3. 「キャッシュをクリア」をクリック
iPhone
- 1. pCloudアプリの「設定」を開く
- 2. 「ストレージ」を選択
- 3. 「キャッシュをクリア」をタップ
Android
- 1. pCloudアプリの「設定」を開く
- 2. 「キャッシュ」を選択
- 3. 「キャッシュをクリア」をタップ
キャッシュ削除のタイミング
- • デバイスのストレージが不足している時
- • アプリの動作が遅くなった時
- • 定期的なメンテナンス(月1回程度)
- • アプリのアップデート後
9. よくある質問(FAQ)
Q: pCloud Driveが表示されない
A: pCloudアプリが起動しているか確認してください。タスクトレイ(Windows)またはメニューバー(Mac)にpCloudアイコンが表示されていれば、アプリは起動しています。表示されていない場合は、アプリを再起動してください。それでも解決しない場合は、アプリを再インストールしてみてください。
Q: アップロードが遅い
A: アップロード速度はインターネット回線に依存します。Wi-Fi接続を確認し、可能であれば有線LANを使用してください。また、pCloudの設定で「帯域幅制限」がかかっていないか確認してください。大きなファイルは分割してアップロードすると安定することがあります。
Q: 同期が止まった
A: まずインターネット接続を確認してください。接続に問題がない場合は、pCloudアプリを再起動してみてください。それでも解決しない場合は、同期設定を一度削除して再設定することで解決することがあります。
Q: 共有リンクが開けないと言われた
A: 共有リンクに有効期限やパスワードを設定していないか確認してください。有効期限が切れている場合は、新しいリンクを生成してください。パスワードを設定している場合は、相手にパスワードも伝えてください。
Q: 誤って削除したファイルを復元したい
A: pCloudの「ゴミ箱」を確認してください。削除したファイルは一定期間ゴミ箱に保存されています。ゴミ箱からファイルを選択し、「復元」をクリックすれば元の場所に戻ります。ゴミ箱からも削除してしまった場合は、pCloudサポートに連絡してください。
Q: 複数のPCで使いたい
A: 同じアカウントで複数のデバイスにログインできます。デバイス数に制限はありません。すべてのデバイスでファイルが自動的に同期されます。
14日間返金保証付き。リスクなくお試しいただけます。